実はバーナ・ボーイは、グラミー賞を受賞しているナイジェリア出身の世界的スーパースター。欧米では超有名なのに、日本での知名度はまだこれからという、いわば「知る人ぞ知る大物」なんです。
この記事では、バーナ・ボーイのプロフィールと経歴、公式ソング「Dai Dai」のタイトルの意味(実は日本語も入っています)、そしてシャキーラが歌ってきた歴代W杯ソングの系譜まで、開会式が10倍楽しくなる情報をまとめました。7月の決勝ハーフタイムショーにつながる話もありますので、ぜひ最後までどうぞ。
バーナ・ボーイは誰?プロフィールまとめ
バーナ・ボーイは10歳の頃から音楽制作を始め、ロンドンの大学に進んだものの、音楽への情熱を追ってナイジェリアに帰国したという経歴の持ち主。幼少期から夏休みの多くをイギリスで過ごしており、アフリカとイギリス双方の音楽カルチャーを吸収して育ちました。
2019年のアルバム『African Giant』が国際的にブレイクしてグラミー賞にノミネートされると、翌年の『Twice As Tall』で受賞。ナイジェリア人アーティストとして初めて2年連続でグラミー賞にノミネートされた、アフロビーツ新世代の顔ともいえる存在です。2023年にはアルバム『I Told Them…』をリリースするなど、コンスタントに話題作を発表し続けています。
ちなみに「アフロビーツ」とは、ナイジェリアやガーナを中心に生まれた現代アフリカ発のポップミュージックのこと。世界の音楽シーンで存在感を増しているジャンルですが、バーナ・ボーイ自身は、レゲエやダンスホール、ラップまで取り込んだ自分のスタイルを「アフロフュージョン」と呼んでいます。ジャンルの枠にとらわれない懐の深さが、彼の最大の魅力といえるでしょう。
グラミー受賞作『Twice As Tall』には、コールドプレイのクリス・マーティンが参加しています。実はこのつながり、後ほど紹介する決勝ハーフタイムショーの話にもつながってくるんです。
「Dai Dai」の意味は?歌詞には日本語の「行こう」も
「Dai Dai(ダイ・ダイ)」は2026年5月15日に配信リリースされた、シャキーラ&バーナ・ボーイによるW杯2026公式ソングです。タイトルの「Dai」はラテン圏で使われる「さあ行こう!」という意味合いの掛け声から来ています。
注目はサビの部分。「Dai, dai, ikou, dale, allez, let’s go」と、各国の「行こう!」を畳みかける構成になっていて、日本語の「ikou(行こう)」がそのまま世界中で歌われることになります。これは日本のファンとして嬉しいポイントですよね。
整理すると、「dai」はイタリア語などで使われる「さあ、ほら!」という掛け声、「dale」はスペイン語の「やっちゃえ・行け!」、「allez」はフランス語の「行こう・頑張れ!」。つまりサビ全体が、世界中のスタジアムの掛け声を一曲に詰め込んだような作りになっているわけです。W杯の公式ソングとして、これ以上ない仕掛けではないでしょうか。
・2026年5月15日に各音楽配信サービスでリリース済み。ミュージックビデオも公開されており、予習はばっちりできます
・歌詞にはペレ、マラドーナ、ベッカム、クリスティアーノ・ロナウド、メッシといったレジェンド選手の名前が登場
・「これまでの涙や挫折が今の強さを作った」という、選手にも夢を追う人にも刺さる応援メッセージ
・シャキーラはこの曲の自身の印税を全額FIFAの教育基金に寄付すると発表
・ライブ初披露は日本時間6月12日(金)深夜のメキシコシティ開会式
シャキーラとW杯の歴史|Waka Wakaから16年
「シャキーラとW杯ソング」と聞いて、あの曲を思い出した方も多いはず。そう、2010年南アフリカ大会の「Waka Waka (This Time for Africa)」です。
「Waka Waka」はW杯ソングの代名詞として今も世界中で歌い継がれる大ヒット曲になり、ミュージックビデオは今なおYouTubeで再生され続ける定番中の定番です。それから16年、3大会ぶりにシャキーラがW杯の公式ソングに帰ってくるわけですから、世界中のサッカーファンが盛り上がるのも納得です。アフリカの掛け声をテーマにしたWaka Wakaと、ナイジェリア出身のバーナ・ボーイを迎えたDai Dai。アフリカ音楽への敬意という意味でも、つながりを感じる選曲ですね。
決勝ハーフタイムショーにも出演決定!マドンナ・BTSと共演へ
シャキーラとバーナ・ボーイの活躍は開会式だけでは終わりません。7月19日(日)の決勝戦ハーフタイムショーにも、共同ヘッドライナーとして出演することが発表されています。
この決勝ハーフタイムショーは、コールドプレイのクリス・マーティンがキュレーターを務める史上初の試みで、シャキーラとバーナ・ボーイのほか、マドンナやBTSも共同ヘッドライナーに名を連ねると発表されています。『Twice As Tall』でクリス・マーティンと組んだバーナ・ボーイにとっては、いわば盟友のステージというわけです。
決勝戦の舞台はニューヨーク近郊のメットライフ・スタジアム。W杯の決勝でスーパーボウル並みのハーフタイムショーが行われるのは今大会が初めてとされており、開会式とあわせて音楽ファンにとっても見逃せない大会になりそうです。日本での放送・配信の詳細が判明したら、こちらにも追記しますね。
【追記】開会式での初披露パフォーマンスの反響
日本時間6月12日(金)午前2時30分すぎから行われたメキシコシティ開会式で、ついに「Dai Dai」の初披露が実現しました。シャキーラとバーナ・ボーイはマナやJ・バルヴィンらが登場したステージのトリ(大トリ)として登場。巨大なW杯トロフィーの演出をバックにパフォーマンスし、超満員のエスタディオ・アステカは「Dai Dai」の掛け声で大合唱に。海外メディアも「スタジアムが熱狂した」と伝えています。(最終更新:2026年6月12日)
勢いは数字にも表れています。米ビルボードのファン投票では「Dai Dai」が歴代W杯公式ソングの1位に選出され、ミュージックビデオは公開から半月あまりで1億回再生を突破したと報じられています。「Waka Waka」に並ぶ勢いですね。次に2人が揃うのは7月19日(日)の決勝ハーフタイムショー。マドンナやBTSとの共演は上のH2で解説しています。
We’re Ready! The official video for DAI DAI, the FIFA World Cup Official 2026 song is here! @burnaboy
— Shakira (@shakira) May 24, 2026
・バーナ・ボーイはグラミー賞受賞のナイジェリア出身スーパースター(本名ダミニ・オグル)
・「Dai Dai」は「さあ行こう!」という掛け声がタイトルの由来で、サビには日本語の「ikou」も登場
・シャキーラのW杯ソングは「Waka Waka」「La La La」に続いて3曲目
・2人は7月19日の決勝ハーフタイムショーにもマドンナ・BTSらと共同ヘッドライナーで出演予定
・6/12朝の開会式で初披露が実現、アステカは大合唱に(詳細は【追記】へ)。開会式の日程や視聴方法は下のあわせて読みたい記事でどうぞ


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